公演終了後のご報告となりましたが、ご案内させていただきます。
《4分33 秒》という曲で知られる20世紀の音楽に大きな影響を与えた作曲家ジョン・ケージ（1912-1992）が最晩年に作ったのが《ユーロペラ》というオペラが存在します。総合演出・指揮：足立智美（パフォーマー、作曲家、音響詩人）氏が、ゲストパフォーマーとワークショップ参加者と共に、ジョン・ケージの《ユーロペラ》を参照しながら、即興演奏をベースにパフォーマンスを起こし空間を作り上げていく公演が、先日2021年10月10日(日)、金沢21世紀美術館シアター21を会場に行われました。
十月のオクトパスでは、このワークショップ＆パフォーマンスで登場する美術制作を携わらせていただきました。
〈パフォーマンス公演〉
日時：2021年10月10日(日) 14:00〜16:00
会場：金沢21世紀美術館シアター21
総合演出・指揮：足立智美
出演：10/9(土)ワークショップ参加者及び
ゲスト音楽家：
池田洋一郎（創造研究家、プロデューサー、ミュージシャン）
上野賢治（フルート・作曲 ）
島田英明（ヴァイオリン）
竹澤悦子（地歌箏曲家）
般若佳子（ヴィオラ）
美術：方野公寛（十月のオクトパス）
蓄音器操作：八日市屋典之（金沢蓄音器館 館長）
技術監督：合田義弘
音響：城下寛
映像配信：前伊知郎（+FACTORY）
主催：金沢21世紀美術館［公益財団法人金沢芸術創造財団］
助成：文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業、公益財団法人野村財団
協力：金沢蓄音器館